公益財団法人宮崎県立芸術劇場の自主制作公演シリーズです


by jiku-no-tabi
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カテゴリ:#1 女の平和 概要( 5 )

アリストパネス

『女の平和』の原作者はかの有名なアリストパネス
そう、この人です。
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ギリシアのアテナイ生まれ。
それも紀元前446年ごろ(紀元前385年ごろ没)。

代表作には、ソクラテスを風刺した『雲』、『平和』、『女の議会』、『女の平和』などがあり、ギリシア喜劇をおおいに盛り上げた作家です。

痛烈な社会風刺が特徴。
もちろん、『女の平和』もですよ!

3人の息子も作家になったんだそうです。


それにしても、学校で習ったギリシアの有名人って、なんだか名前の語感が似ていませんか。。。

アイスキュロス(悲劇詩人)
アリストテレス(哲学者)
アルキメデス(数学者)

アで始まってスで終わる名前のギリシア人、ぱっと思いつくだけでも数人いますが、それぞれ何をした人だっけ?と記憶が混じってしまいます(^^;
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by jiku-no-tabi | 2008-10-24 09:00 | #1 女の平和 概要

「女の平和」って? ②

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あらすじはこんな感じ。

主人公はアテナイの若くて美しい夫人・リュシストラテ。

男性たちはアテナイとスパルタの戦争に明け暮れる毎日。

戦争をやめさせようと考えたリュシストラテはひそかに、敵・味方の女たちを呼び出す。

集まってきた女たちに持ちかけた計画 ― それは戦争終結を要求しての「セックス・ストライキ」。 さらに、アテナイの持つ軍資金をおさえるべく、アクロポリスを占拠するという。

みんなはしり込みをしながらも、戦争終結のためなら、と誓いを立てる。


舞台はアクロポリスをめぐる攻防戦へ。
役人がリュシストラテを捕えにやってくるが、彼女は女に分かる戦争のつらさを述べ、家事になぞらえて和平の方法を説明する。

こう着状態が続く中、男性恋しさに脱走を企てる女性や、妻を求めてやってくる男性が現れる。女性を説得し、男性をうまくあしらって追い返すリュシストラテ。

やがて、男性たちは我慢ができず、使者を出し、女性たちのセックス・ストライキに困っていることを告げ、不承不承、和平会議を行うことにする。

集まった人々の前にリュシストラテが登場。
彼女の仲介で、和平会議が進む。
多少のいざこざがあるが、男性たちの目は女性の体に釘付け(!)で、うやむやのうちに和平が結ばれ、リュシストラテをはじめとする女性たちの目的が果たされるのだった。
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by jiku-no-tabi | 2008-09-15 17:46 | #1 女の平和 概要

「女の平和」って? ①

『女の平和』?
ギリシア喜劇?
見たことない! 読んだことない!  というそこのあなた!

いや、スタッフもそんなに詳しくはないんですけどね、かいつまんでご紹介します。

原題はリューシストラテー。
これは、主人公の名前です。アテナイ(ギリシアの都市国家・アテネのこと)の若くて美しい夫人なのです。

戯曲を書いたのは古代ギリシャの喜劇作家・アリストパネス(教科書ではアリストファネスと習いました)。

初めて上演されたのは紀元前411年だといいます。
いまから2400年も前― 気が遠くなりそう・・・

でも気の遠くなる年月を経ても、この作品はいまこうして上演され、愛されているんです。
はるか遠い時代に、はるか遠い国で書かれた物語・・・。
そこで確かに生きていた人々の生活を、思いを感じてみたいですね!

次回はあらすじを紹介します。お楽しみに。
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by jiku-no-tabi | 2008-09-09 17:21 | #1 女の平和 概要

生きている時間

『女の平和』の演出に挑む永山智行さん(財団法人宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター)からのメッセージを紹介します。


生きている時間

つまるところ、私たちに認識できる時間は、生きてきた時間だけのような気がする。
私は今40歳だが、私に認識できる時間の長さはやはり40年までで、100年などという時間は頭では分かっていてもやはり本当の実感はできない。

さて「女の平和」である。
この作品が書かれ初めて上演されたのは今から2400年ほど前である。
さすがにもう実感するなどというレベルではなく、あまりの途方もない時間の長さにめまいさえしそうなくらいだ。
だが、それ以上に、ここで描かれる人間の姿の変わらなさにもう一度めまいを覚えてしまう。
戦に明け暮れる男たちに対して、女たちが結託してセックス・ストライキをするという筋立ては、つい昨日、どこかの劇作家が書き上げたばかり、と言っても容易に信じてもらえそうである。

そんな作品を、九州を代表する女優7人、俳優2人とともに、今、ここ宮崎でつくり、上演する、こんなワクワクすることはそうめったにあることではない。
宮崎だけでなく、九州の演劇、日本の演劇にとっても新しい地平を拓くこの試みは、あれから2400年の後に私たちがようやくたどりついた場所なのかもしれない。

とにかく。
ひとりでも多くの方に、どうか劇場に足を運んで欲しいと心から願っている。
2400年という時間の長さは 実感できないかもしれないが、今、ここに、この瞬間に私たちが生きている時間がある、そのことは劇場でならば感じることができる、と私は強く信じている。

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by jiku-no-tabi | 2008-08-15 14:30 | #1 女の平和 概要
宮崎県立芸術劇場(メディキット県民文化センター)の開館15周年を記念して、自主企画制作公演「演劇・時空の旅」シリーズをスタートします!


演劇の歴史は人類の歴史、人類の大切な記憶です。
2500年も前から現在まで、さまざまな戯曲が書かれ、記録に残されてきました。
この「演劇・時空の旅」シリーズでは、それらの戯曲をもとに、時間と空間を旅していきたいと思います。


そこでこのブログでは「演劇・時空の旅」シリーズを楽しんでもらえるよう、出演者の素顔や舞台裏、本番までの様子などをご紹介していきます!



さて、シリーズ第1弾は紀元前411年のギリシアで上演された戯曲『女の平和』です。

戦争に明け暮れる男たちに、女たちが結託して行ったストライキとは・・・?

財団法人宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターを務める永山智行さんが、時を越えてよみがえらせるギリシア喜劇です。


◆B.C411ギリシア「女の平和」
  公演日時/2009年2月6日(金) 19:00開演
               2月7日(土) 19:00開演
               2月8日(日) 14:00開演
  会   場/宮崎県立芸術劇場(メディキット県民文化センター)イベントホール
  作    /アリストパネス
  構成・演出/永山智行(財団法人宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター)
  出   演/九州で活躍する俳優たち
  料   金/全席自由3,000円  小~大学生1,500円 12月5日から一般発売


 
  
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by jiku-no-tabi | 2008-08-15 14:00 | #1 女の平和 概要