公益財団法人宮崎県立芸術劇場の自主制作公演シリーズです


by jiku-no-tabi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

カテゴリ:#1 女の平和 広報( 29 )

公演アンケートから③

今回まで続けてアンケートのご意見・ご感想を紹介します。

c0171721_17194341.jpg

・人間の本性とか原点とかいうものをふんだんに散りばめたものであった。演出のアイデアはいろいろなアプローチの仕方があるのだろうと勝手に想像している。時空の旅シリーズを通して九州を巻き込んで、力をためてほしい。永山さんのガンバリに期待しています。

・公開稽古の時より、キネシアスの技が増えていて驚きました。ブログを見ていました。よい試みだと思います。 (→本当にありがとうございます!!ブログはまだ続きますのでお楽しみに。スタッフO)

・最後のシーンは美しく、涙が出ました。

・もう少し観客を引きつける場面を工夫しては。分かりづらかったし笑えなかった。

・「女の平和」とは男の平和でもある。すなわち人類の平和であるように感じられました。新しい命の誕生、太陽の光が差し込み青空に干されている無数の子供の洗濯物がとてもあたたかく、平和の象徴と希望を表しているように思い増ました。

・私は晩婚でまだ子供がいないのではっとしました。これが当たり前のことなんだよなあ、と。

・帰り道に思い出し思い出ししながら、いろいろ考えたいと思います。

・76歳、初めて演劇をすごいのひとこと!



たくさんのお言葉、ありがとうございました。

現在、次回作について着々と構想が進んでおります!
公演タイトルは4月には発表予定ですよ!

[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-03-05 17:29 | #1 女の平和 広報

公演アンケートから②

前回に続いて、アンケート表に書いていただいたお客様の感想をご紹介します!

c0171721_1743780.jpg

・演劇を初めて見ましたが、おもしろかったです。言葉がはっきりしていて、よく分かりました。

・最初のシーンと最後のシーンの長ぜりふの内容がもっとよく分かるとよかった。もう少し要約してもよかったのでは。

・一人3役のシーンは見ごたえがあった。最後の男性の長ぜりふと、赤ん坊を抱く女性のシーンに感じるものがありました。

・当たり前の生活の中に喜びがあると思いました。

・役者さんが個性的でいい味を出していましたね。最初と最後のシーンはやりすぎというか、退屈でした。

・最初の女性が本を読む場面と、女性たちが歌いながら調理器具を楽器にしていたところが印象的でした。女性のエネルギーがとても伝わって、力強いお芝居でした。

・くすりと笑うところがあったり、感心するところがあったり、観に来てよかったです。照明が素晴らしい!

・音響効果が良かった。舞台はギリシアなのに音楽は東洋的なのも印象的。

・狂おしいまでの性=生への執着に参りました。

・人間の普遍的な部分を、時空を超えて表現していて、なんだか安心しました。不思議ですがほっとしました。

・舞台が神秘的でよかった。最後、背景に服が何枚もあったのはなぜなんだろう・・・子どもを表しているのでしょうか。


(さらに続きます!)
[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-03-05 17:16 | #1 女の平和 広報

公演アンケートから①


公演に足を運んでいただいたみなさんには、アンケートにご協力いただきました。
じっくり読んでみると、おもしろかったという声、次回作への期待、要望、ご批判などがたくさん。
これらの言葉をしっかりと心に留めて、次に生かしたいと思います。

それから、東京や福岡、長崎、熊本など宮崎県外からのお客様がこんなに多かったとは!
驚きです。
次回もおいでいただけるように、魅力的な作品づくりに励みます!

せっかくなのでアンケートの感想の中からいくつか紹介します。


c0171721_16593567.jpg
・さすが2400年前の作品。分からん言葉も多かったが・・・でもおもしろく見ました。

・常々、女が国家権力を握っていたら戦争は起こらなかったのではないかと思っております。現実での女は保守的すぎたのだと、この演目を見て心がスッキリしました。

・現代的なテーマを扱い、たいへんよかった。芸術性も高い。県を越えた企画は素晴らしい。国内にも例がないと思います。ほかから買うのではなく、地域で作る芝居を今後も期待します。

・期待をすごくステキな形で裏切られてドキドキしました。役者のみなさまがたがとってもステキでした。また見たい。

・木内さんの大ファンです。隣に座っている夫を大切にしたいとより強く思いました。

・まだ10代半ばなので、内容は難しかったです。でも見てよかったです。

・女って美しい!女である人生を謳歌せねば!と思いながら帰ります。

・舞台セットの縄が日本庭園の砂の模様のようで、芝居が進むにつれ男や女の心が欲求不満で乱れていくように、縄も乱れていくさまがよかったです。

・テーマは見えたが、つなぎ目の流れが少し・・・。ちょっと広がりすぎたのかも。

・セックス・ストライキの話なのに、あっけらかんとしているのが日本の神話をほうふつとさせますね。 昔の人はおおらかだー!

(続く)
[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-03-05 17:00 | #1 女の平和 広報

劇評3


2月27日付宮崎日日新聞文化面に劇評が掲載されました。
厳しいお言葉、次への大きな課題として受け止め、今後の励みにしたいと思います。
(以下、宮崎日日新聞記事から抜粋)


c0171721_1031018.jpg
演劇でも映画でも、他人が表現したものに感動を覚えるのは、そこに自分の人生とクロスする何かを感じ取り、感情移入して共感したり反発したりするからだろう。
それはほとんど無意識のうちに行われることで、なぜ面白かったのか、あるいはなぜ面白くなかったのかは、しょせん後付けの理屈にすぎない。

九州各県から集まった華麗で達者な役者たち。
簡潔で美しい舞台装置。
練り込まれたせりふ。
テーマも切実で、それでも面白くなかった場合、それをどう理屈付けすればいいのだろう。

「女の平和」(作=アリストパネス、構成・演出=永山智行、7日、メディキット県民文化センター)を観てから、私はずっと考え続けている。
「一緒にあはははと笑いましょう。」と劇場用パンフレットには書いてある。
だが、私はただの一度も笑えなかった。
唯一心が波立ったのは、木内里美の変幻自在な演技を観たときだけだった。
客席からも大声で笑う声は聞こえなかった。
いや他人のことではない。
私が笑えなかったのはなぜだろう。
永山は本気で客が「あははは」と笑うと思ったのか。
だとすれば、永山にとって笑いとはなんだろう。

原作は有名な紀元前のギリシャ喜劇である。
県立芸術劇場が開館15周年を記念し、県内外に発信していくシリーズ企画「演劇・時空の旅」の第1作。
戦争に明け暮れる男たちに対して、戦争をやめさせるために女たちがセックス・ストライキを起こす。
その効果は絶大なのだが、当の女たちにも予想もしなかった葛藤(かっとう)が襲い掛かる。
そして、象徴的に描かれる男と女の和解。
誕生する小さな生命。
ラストシーンでは、背景の黒い幕が開いて青空にたなびく子供たちの洗濯物が現れる。
美しいシーンではあったが、観念的すぎて、もはや心に響かなかった。

永山は今や宮崎にとどまらず、九州を代表する演劇人の一人である。
その誠実な人柄も覚悟も才能も多くの人が認めるところである。
だからこそ、敢えて私は問いたい。
永山よ、どこへ行く。
(福島高校・段正一郎)
[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-02-27 10:45 | #1 女の平和 広報

劇評2


2月22日付け読売新聞に劇評が掲載されました。
2月7日の宮崎公演を見に来ていただいた記者の臼山さんが書かれたものです。
(以下、読売新聞28面から抜粋)
c0171721_9573820.jpg

舞台後方の幕が突然落ちて、すがすがしい陽光のような照明に変わった。
背後の壁一面に洗濯物が干されており、出演者たちは穏やかな表情で空を見上げる。

幸せな家庭を連想させるこの最後のシーンに、主題は凝縮されていた。
夫婦や家族の基盤である愛こそが平和を導く、という。

古代ギリシャの劇作家アリストファネスの喜劇が原作。
男たちに戦争をやめさせるため女たちがセックスストライキをする。
筋は原作通りだが、役人が現代のスーツ姿だったり、アフリカやアジア風の音楽が流れたり、古今東西の要素がごった煮のようになって、多国籍で時代をあまり意識させない芝居だった。
舞台にすんなり入り込めたのは、そのせいもあったろう。


c0171721_10145417.jpg
戦争体験を経たギリシャの観客がこの戯曲から受けたはずの面白さや意味深さに、今私たちはどう出会えるのか、時代を超えるための工夫や努力が確かにうかがえたのだ。
ただ、この作品を自然に受け止められたとすれば、おそらく、愛と戦争という人類普遍のテーマを描こうとする演出が貫かれていたからに違いない。

気になったのは、プラトンの著書「饗宴」にあるアリストファネスの演説を引く場面。
引かれ合う者同士が結ばれることによって人間性が完成するという趣旨のセリフを役者が時間をかけて語るときの理屈っぽさが際立って感じられたからだ。
喜劇に徹しても、主題は伝わったのではないか。

九州で活躍する役者9人が出演。
コロス(群衆の役割を担い、ストーリーなどを語る合唱隊)役で、声音を変えて複数の女を巧みに表現した木内里美の演技には引き込まれた。
演出は永山智行。
(臼山誠)
―6~8日、宮崎市・メディキット県民文化センター
[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-02-26 10:27 | #1 女の平和 広報

劇評

2月14日付けの朝日新聞に、「女の平和」の劇評が掲載されました。
7日に福岡から観劇に駆けつけてくださった記者の佐々木さん、どうもありがとうございました。
(以下、朝日新聞記事を抜粋)



c0171721_15171846.jpg
宮崎県立芸術劇場が自主制作する「演劇・時空の旅」シリーズ第1作は、「平和」に真正面から取り組んだ。
紀元前5世紀に上演されたとされるアリストパネスのギリシャ喜劇を題材にした「B.C411ギリシア『女の平和』」(永山智行構成・演出、7日、宮崎市・メディキット県民文化センター)だ。



戦に明け暮れるアテナイとスパルタの男たちに抗し、女たちが平和を求めて立ち上がる物語だ。
セックスを拒絶する戦術で、男を説き伏せる。
男の窮状ぶり、女たちの中にも生まれる戸惑いぶりは、下品さすれすれのセリフと相まって、俳優陣の懸命な演技で観客の笑いを誘った。
中でも、木内里美は、老婆から貴婦人までを面白おかしく演じ分け、力量を見せた。
天井から垂れ下がり、床を川のように覆う幾筋もの白いロープは、悠久の時間を意識させる。


だが、永山の狙いは、「戦争なんてそんなもの」と笑い飛ばすところにはない。


リュシストラテ(内山ナオミ)が、高らかに平和を宣言した途端、砲弾の音が響き始め、舞台が赤一色に染まる。
それは現代の戦争を想起させる。
ギリシャ喜劇のおおらかさからかけ離れてしまった現代を象徴させたのだろう。


c0171721_15201155.jpg
永山は、プラトン「饗宴」から引いたアリストパネスの言を語らせる。
人間の本性に基づいた男と女の愛だ。
その証が赤ん坊。
家族愛に平和への願いを託したのだろう。
公演が残るので詳細は避けるが、幕切れは美しく、切ない。

現代の戦争はまるでゲームのようで人臭さがない。
家族愛を対置させるのならば、もうひと工夫必要に思えた。
とはいえ、果敢な挑戦に拍手を送りたい。

(佐々木達也)
[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-02-19 15:21 | #1 女の平和 広報

交通規制のお知らせ

門川公演の当日は、延岡市~日向市で「延岡西日本マラソン」が開催されるため、交通規制があります。

門川町総合文化会館へお越しの際は、道路情報などをご確認ください。

延岡西日本マラソン交通規制の情報はこちらのページへ。


◆「女の平和」門川公演 
 2月15日(日) 13:30開場、14:00開演
 門川町総合文化会館
 お問い合わせは(財)門川ふるさと文化財団 TEL 0982(63)0002
 チケット料金 全席自由3,000円 学割(小~大学生)1,500円
[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-02-14 09:04 | #1 女の平和 広報
c0171721_9151992.jpg
宮崎日日新聞の2月11日付朝刊・文化面に「女の平和」の記事が掲載されました。

宮崎公演最終日にあったアフタートークでのコメントなども掲載されています。

アテナイの女たちの写真も載っていますね。
おお!りりしくて勇ましい表情です!



そして、そして!
同じ面のリレー連載「まがたま通信」には、われらが永山キャプテン(?)が『演劇がある』というタイトルでコラムを寄稿しています。


c0171721_9175976.jpg
(宮崎日日新聞から転載)
「演劇がある」

 今、劇場(県立芸術劇場)で、九州各地の一線級の女優、俳優たちとともに演劇作品づくりに取り組んでいる。

 作品は2400年前に書かれたギリシャ喜劇「女の平和」。
 日本で言えば、縄文だとか弥生だとかの時代に書かれ、上演された作品である。
 登場人物の愛すべき姿に、2400年経っても変わらない人間の本質のようなものを発見し驚いているのだが、と同時に、この2400年の間に、「演劇」が決して絶滅することなく、私たちの生活の隣にあり続けたこと、そしてそれを支えたはずの、無数の名もなき演劇人が世界各地にいたという事実に、あらためて心動かされている。


c0171721_9484764.jpg
 15歳の春、偶然のように演劇部に入った。
 18歳の春、たまたま入った大学には、演劇教育の研究室があった。
 22歳の春、劇団をつくってみた…。けれどもこれは、私ひとりの個人史の結果ではなく、世界で、そして同じように宮崎で、「演劇」に人生をかけた先人たちがいてくれたからなのだ。
 偶然は、決して偶然なんかではなく、先人たちが種をまいた畑の上で起きた出来事なのだ。
 「演劇」についてだけ語っているのではない。
 「演劇」を「社会」と読み替えてもよい。
 つい忘れてしまうが、私というひとりの人間も、先人たちが築き上げた歴史の流れの中の一点にすぎないのだ。

 私は、今、ここ宮崎にいる。
 そうして果たして、次の世代のために、種をまき、畑を耕していけるだろうか。
 その答えが出るのは、恐らくこれから50年後、100年後、あるいはもっと先の話なのだろう。
 私はただ今日を生き、先人たちがそうしたように、「演劇」に人生をかける以外にないのだ、と思う。
 宮崎には「演劇」がある。
 それは決して華やかなものではないが、それでも私は今、ただそのことに「ありがとう」と、ふとつぶやいてみる。
[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-02-11 09:50 | #1 女の平和 広報

都城公演、本日開催です

c0171721_935824.jpg

「女の平和」都城公演はいよいよ本日開催です!
鹿児島や熊本からもアクセスしやすい会場です。
「女の平和」を見て、楽しい休日にしませんか?しましょうよ!

◆都城公演
 2月11日(水・祝) 13:30開場、14:00開演
 都城市総合文化ホール・大ホール(舞台上舞台)
 ※終演後、アフタートークもあります
 料金/全席自由3,000円 学割(小~大学生)1,500円
 お問い合わせは(財)都城市文化振興財団 TEL 0986(23)7140
 交通アクセスなどはこちらのHPでご確認ください
[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-02-11 09:04 | #1 女の平和 広報
宮崎公演の最終日・8日の公演終了後、アフタートークをすることになりました。

NPO法人みやざき子ども文化センターの片野坂千鶴子さんをゲストにお迎えし、演出家の永山智行さん、キャスト9名が「女の平和」についてお話しします。

どんな発言が飛び出すか! どうぞお楽しみに!


◆B.C411ギリシア「女の平和」宮崎公演
 2月6日(金) 18:30開場、19:00開演
 2月7日(土) 同上
 2月8日(日) 13:30開場、14:00開演
 
 宮崎県立芸術劇場(メディキット県民文化センター)イベントホール

 料金/全席自由3,000円 学割(小~大学生)1,500円
 ※当日券もあります。
  劇場チケットセンター TEL:0985‐28‐7766 での予約をおすすめします

++++++++++++++++++++++++

 県外からお越しのお客様へ

 会場へのアクセスは、宮崎県立芸術劇場HP(こちら)でご確認ください。

 劇場周辺には、総合文化公園駐車場(無料)がありますが、
 隣接する公園・図書館・美術館の利用者も駐車しますので混み合うおそれがあります。
 できるだけ公共の交通機関をご利用くださいますよう、お願いいたします。
[PR]
by jiku-no-tabi | 2009-02-05 10:45 | #1 女の平和 広報